多嚢胞性卵巣症候群は完治を目指したら挫折する!完治じゃなく妊娠を目指そう!
多嚢胞性卵巣症候群は完治を目指してはいけません。
多嚢胞性卵巣症候群になる原因は複合的な要因が重なりっています。
稀に、体質改善などですっかり多嚢胞性卵巣症候群が完治した、あのネックレスサインが消えたという人もいます。
しかし、多嚢胞性卵巣症候群は基本的には完治しない症状なので、完治を第一の目的としてしまうと、挫折してしまう可能性すら出てきます。
多嚢胞性卵巣症候群は完治をめざすのではなく、治療によって妊娠を目指す。多嚢胞性卵巣症候群そのものは、治っていないけれど、妊娠は充分可能なんです。
多嚢胞性卵巣症候群は完治しない。でも妊娠できるの?
多嚢胞性卵巣症候群は完治はしにくいけれど、妊娠は問題なく出来るので、心配しないで下さい。完治はしにくいけれど、妊娠するための治療方法はたくさんあります。
多嚢胞性卵巣症候群は、いくつもの原因が重なってその症状が出ると言われています。
稀にブログなどで多嚢胞性卵巣症候群が完治したという報告を目にすることがありますが、あまりそこに目を向けすぎて、自分も完治させないと、、、と思わないにしましょう。
多嚢胞性卵巣症候群は妊娠を望んでいないときは、日常生活に何も影響のない症状です。妊娠を望んだときに、妊娠しやすくする治療方法は存在するので、完治にこだわりすぎる必要はありません。
完治できるかどうかではなく、大切なのは妊娠できるかどうかです。
多嚢胞性卵巣症候群を完治できた人と完治できない人の違い
不規則な生活習慣が主な原因で、後天的に多嚢胞性卵巣症候群になってしまった人であれば、もしかしたら、その不規則な生活習慣を改善することで、多嚢胞性卵巣症候群が改善することがあるかもしれません。
でも多嚢胞性卵巣症候群は遺伝にも起因すると言われていて、もしも遺伝の要素が強い人であれば、いくら生活習慣を改善しても多嚢胞性卵巣症候群は簡単には直りにくいのです。
なかには、完治といえる状態になった人もいますが、それはたまたま多嚢胞性卵巣症候群になってしまった要因が限定されていて、改善したことがピタリとその要因に当てはまって運よくうまくいったと考えたほうが良いでしょう。
基本的には妊娠したいときに妊娠できる状態に治療して、妊娠を望まないときは心配せずにほっておく、ぐらいのスタンスでいいんです。
あまり完治させようと考えすぎると、ストレスが溜まって、それこそ排卵がうまくいかなくなるので、考えすぎないことが大切です。
妊娠が目的なら多嚢胞性卵巣症候群で完治を目指すのではなく、改善を目指そう
私は幸運にも多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠することが出来ました。
でも私は多嚢胞性卵巣症候群は、完治していません。
それでも妊娠できるんです。
多嚢胞性卵巣症候群は自力排卵が難しいだけで、排卵さえしてしまえば普通に妊娠できるからです。
現代の医学では、排卵させる方法はたくさんあります。それこそ、クロミッドなどの飲み薬だけで排卵させる事だって出来るんです。クロミッドが効かない人でも、更に効果的な排卵誘発剤を使用することで排卵できることは少なくありません。
私も多嚢胞性卵巣症候群で不妊治療をしていたときは、完治させられないのかなと考えたことはありますがそんなことに思い悩むよりも、病院のサポートを受けながらさっと排卵させてしまったほうがよっぽど早く良い結果が出る気がします。
多嚢胞性卵巣症候群と診断されたら原因にあれこれ思い悩むよりも今出来ることを
多嚢胞性卵巣症候群と診断されると、正直落ち込みます。私は落ち込みました。
でも多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠して出産できている人はたくさんいるということも同時に知っておいて欲しいです。
妊娠にいたるまでには時間がかかることもあるかもしれません。
時には涙が止まらない日もあります。
私も妊活中、いつか報われる日が来るのだろうかと不安に感じた日もあります。
でも多嚢胞性卵巣症候群は排卵さえ出来てしまえば、妊娠できることも多いのであまり思い悩みすぎずに、前を向いて過ごしていきましょう。
もしかしたら次の周期に、こうのとりがやってくるかもしれないですから。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の妊娠に大切な二つのこと
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は自力での排卵が難しい体質です。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で妊娠するために大切なことは二つあります。
1.排卵させること
とにかく排卵させないことには妊娠は出来ません。排卵誘発剤など医療の力をかりながら、まずは排卵させることが大切です。
2.確実に受精卵を着床させること
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合は、健康な人よりも排卵のチャンスが少ないので、妊娠の確率を上げるためには数少ない排卵のチャンスを逃さないようにするのがとても重要になります。
妊娠するためには受精卵が子宮内膜に着床する必要があるのですが、この子宮内膜がふかふかになっていないと着床できないのです。
子宮内膜をふかふかにするために必要なこと。
それが葉酸サプリの摂取なんです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
葉酸は妊娠を考えはじめた時から服用しましょう。
葉酸サプリは赤ちゃんの先天性異常を防いでくれるだけでなく、子宮内膜をふかふかにしてくれるサポートをしてくれます。
スウェーデンをはじめ海外では妊娠したい人が葉酸サプリを摂取するのは常識になっていますので、最長9年という長い時間を要しているとはいえ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の研究結果で妊娠率86.7%の確率で妊娠出産ができたという結果には、このような背景があるんですね。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で妊娠したいと思ったときに、妊娠率をあげるためにも葉酸サプリの摂取だけは最低限欠かさないようにしてくださいね。
多嚢胞性卵巣症候群で妊娠を目指すには最適な葉酸サプリを飲むのがとっても大切でした
【多嚢胞性卵巣症候群の私でも妊娠できました】
排卵のチャンスが少ない多嚢胞性卵巣症候群の私に大切だったのは、少しでも着床の可能性を上げること。
着床の可能性を上げるためには子宮内膜をふかふかにしておくことがとても大切です。
子宮内膜をふかふかにするには葉酸サプリを飲むことがポイントなんですが、実は葉酸サプリには、多嚢胞性卵巣症候群にはおすすめできないものがたくさんあって間違った葉酸サプリだけは選ばないことが大切なんです。
また、葉酸サプリは赤ちゃんの先天性異常を72%も軽減するといわれ、厚生労働省も妊娠を望む人は葉酸サプリを積極的に飲むように勧告をしているほど、大事なものなんです。
多嚢胞性卵巣症候群の私が大切にした葉酸サプリの選び方を公開しています。
→多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠するために大切な葉酸サプリの選び方はこちら(*^_^*)
葉酸サプリは妊娠したいと思ったその日から飲み始めてあげる。
それがママが赤ちゃんにしてあげられるやさしさでもあるんです。
【子宮内膜ふかふかで妊娠成功!】多嚢胞性卵巣症候群だった私の妊活体験談を公開しています。
→多嚢胞性卵巣症候群だった私の妊活体験談はこちら(*^_^*)