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クロミッドの副作用で頭痛、眠気、吐き気、めまいも?

クロミッドの副作用

クロミッドは排卵誘発剤と呼ばれる不妊治療薬のひとつで、自然排卵が難しい人に対して処方されます。



クロミッドを飲むことで、卵胞が育ち卵子が排卵しやすい状態にしてくれ、不妊治療薬の中では比較的、副作用も少ないため不妊治療の最初の投薬として使われることも多いのがこのクロミッド。

クロミッドを飲むことで卵胞が育ち妊娠しやすくなるのですが、副作用が全く起きないわけではありません。なかには、注意すべき副作用もありますのでクロミッドを飲む場合は、知識として知っておくといいと思います。



あくまでも他の不妊治療薬と比べると副作用が少なめ、ということであって副作用は存在するんですね。

混雑している人気のクリニックなどでは、一つ一つの不妊治療薬に対してあまり詳しく効果や副作用について話を聞かされないこともありますが、自分の身体に入れるものはどんなメリットでメリットがあるかを知っておくのは大切だと思います。



知っておきたい12種類のクロミッド副作用

クロミッド副作用の3大要注意リスト

クロミッドには大小、様々な副作用がありますが、特に注意が必要な卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、双子の妊娠、子宮内膜が薄くなるの3つは必ず知っておいたほうが良いともいます。

副作用 注意レベル
副作用1:卵巣過剰刺激症候群(OHSS) 要注意
副作用2:双子の妊娠 要注意
副作用3:子宮内膜が薄くなる 要注意
副作用4:経管粘液が減少する 注意
副作用5:腹痛・下痢・便秘 若干注意
副作用6:吐き気 若干注意
副作用7:腰痛 若干注意
副作用8:眠気 あまり心配なし
副作用9:頭痛・めまい あまり心配なし
副作用10:イライラ あまり心配なし
副作用11:ほてり あまり心配なし
副作用12:出血 あまり心配なし

副作用1:卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

このなかで最も注意しておきたいのは、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)という症状。これは薬によって卵巣が腫れてしまい、お腹や胸に水がたまってしまう症状です。

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)は、腎不全や血栓症など最悪の場合、命の危険もある病気を引き起こす恐れがあります。ただし、これは本当にごく稀なので、あまりに過度な心配は必要ありません。



クロミフェンの副作用には重篤なものは少なく,多胎発生率は数%、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)発生もほとんどみられない.

引用元:不妊症治療における排卵誘発法 慶應義塾大学医学部産婦人科 吉村教授

卵巣過剰刺激症候群は通常、不妊治療に用いる排卵誘発薬によって引き起こされます。

引用元:重篤副作用疾患別対応マニュアル 卵巣過剰刺激症候群(OHSS) 平成23年3月厚生労働省

多量な排卵誘発剤の投与は、卵巣過剰刺激症候群の発生を増加させ、排卵誘発で1.7%、体外受精で6.5%の患者が入院を要し、稀ではありますが、血栓症による死亡例も出ています。

引用元:不妊治療の光と影(第52回日本産科婦人科学会会長講演より)徳島大学医学部産科婦人科教授 青野 敏博



卵巣過剰刺激症候群(OHSS)はクロミッドだけで症状が出ることはほとんどなく、体外受精などでおこなわれるGnRHa+hMG(刺激周期)などで強い排卵誘発剤と一緒に使用しているとおこりやすくなるものです。

卵胞刺激ホルモン製剤(FSH製剤)、ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤(hMG製剤)、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン製剤(hCG製剤)などの排卵誘発剤と一緒にクロミッドを飲むときは念のため卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のサインが出ていないか注意しましょう。

ちなみに私は6ヶ月ほどクロミッドを飲んでいましたが、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の兆候は見られませんでした。




軽度の症状

体重増加、腹部不快感、下腹部の張り、お腹に水がたまる

中度の症状

悪心、嘔吐、呼吸困難

重度の症状

頻脈、血圧低下、胸水貯留、乏尿、肝機能低下、腎機能低下




中度以上の症状を万が一感じた場合は、治療が必要になるので病院に電話して症状を伝えて指示を仰ぐようにしてください。卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の治療は、アルブミン投与などで症状を緩和させることができます。



副作用2:双子が産まれやすくなる多胎妊娠

クロミッドの副作用で双子が生まれやすくなります。これはクロミッドが効きすぎることで卵胞が1周期に複数個育ち、卵子が複数個排卵されることがあるからです。

自然排卵での双子が産まれる確率は1%程度ですが、クロミッド服用者の場合は5%程度まで確率が上がります。

多胎率の増加
自然妊娠でも1%は多胎となりますが、クロミッド(クロミフェン)による多胎率は約4-5%とされています。

参照元:排卵誘発について 恵愛病院生殖医療センター



双子、嬉しいかも!?と思う人もいるかもしれませんが、医学的には双子は胎児にも母体にもリスクが生じます。この副作用については、防ぐ手段がないので受け入れる以外にありません。

とはいえ、双子ちゃんって可愛いですから、もしも双子を妊娠したときは、喜びも大きいですよね。



関連記事:クロミッドで双子が産まれやすくなるのはなぜ?



副作用3:子宮内膜が薄くなる

クロミッドの副作用でかなり怖いのがこれ。子宮内膜が薄くなること。

私もクロミッドを使用して数周期で子宮内膜が薄い、厚くならなくなっていました。子宮内膜が薄くなると受精卵が着床できなくなり、せっかく排卵させても妊娠することが出来ません。

多くの場合、クロミッドを数周期使用すると子宮内膜が薄くなってしまうので、6ヶ月程度クロミッドを服用して妊娠にいたらなけば他の排卵誘発剤に切り替えていきます。

とはいえ更に副作用の強い排卵誘発剤に切り替えるのが一般的なので、クロミッドの服用を始めたら
出来るだけ早めに妊娠できるように頑張りたいですよね。



関連記事:子宮内膜を厚くするには?



副作用4:経管粘液が減少する

クロミッドの副作用でこれもちょっと怖いです。経管粘液が減少すると精子が子宮の中で動きにくくなり卵子の元にたどり着けなくなってしまいます。

精子が卵子の元にたどり着く確率が低くなりますので、経管粘液の減少は妊娠率の低下を意味します。

もちろん、経管粘液が減少しても精子が卵子のものとにたどり着けば妊娠出来る可能性はあります。でもせっかく精子と卵子が受精卵になっても最終的に子宮内膜に着床できなければ妊娠には至らないので、子宮内膜を厚くする努力は必然です。



副作用5:腹痛・下痢・便秘

腹痛、下痢、便秘は副作用として明確に記載されているわけではありませんが、腹痛、下痢、便秘も人によっては感じるケースもあるようです。

腹痛に関しては卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の軽度の症状として現れることがあります。

腹痛程度ならそれほど心配は要りませんが、腹痛だけでなく、吐き気や悪心、嘔吐、呼吸困難など、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の中度の症状を感じた場合は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の兆候の可能性もあるので、医師に相談するようにして下さい。

下痢、便秘は私は少し感じたことがありましたが、クロミッドを服用していなくても下痢、便秘になる事はありましたので、あまり心配していませんでした。



副作用6:吐き気

吐き気や嘔吐を引き起こすこともあります。これもクロミッドの副作用の1つです。

吐き気は我慢する人も多いですが、吐き気の症状が強い場合は、日常生活も辛くなりますので、医師に相談するようにしてください。

ごく稀に、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の中度の症状として吐き気を感じている場合もありますので、吐き気の症状が何日も続く場合は、必ず医師に相談してください。

排卵誘発剤はクロミッド以外にもありますので、自分の身体に合うものに切り替えるのもひとつの方法です。

悪心・嘔吐、食欲不振等、消化器系の副作用が認められた場合には、必要に応じ、投与中止等の適切な処置を行うこと。

参照元:一般財団法人日本医薬情報センター 添付文書クロミッド使用上の注意 (発売元:富士製薬工業株式会社 製造販売元:塩野義製薬株式会社(

クロミッド服用中に、頭痛や吐き気がまれにおこることがあります。

参照元:不妊治療専門病院 京野アートクリニック高輪



副作用7:腰痛

腰痛を感じる人もいます。腰痛そのものは心配する必要はありませんが、腰痛と一緒に腹部不快感、下腹部の張り等を感じる場合は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の軽度の症状として、腰痛が出ているかもしれません。

もしも平行して、悪心、嘔吐、呼吸困難などを感じ始めたら、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の兆候の可能性があるので医師に相談するようにして下さい。



副作用8:眠気

眠気の症状はクロミッドの副作用の1つですが、これはあまり心配ありません。



副作用9:頭痛・めまい

頭痛やめまいを感じた場合は、クロミッドの副作用の場合があります。

軽い頭痛やめまいならそれほど気にならないと思いますが、もしも日常生活に支障をきたすほど辛く感じる場合は、医師に相談するようにしてください。他の排卵誘発剤に切り替えるなどの選択肢もあります。



頭痛の副作用が認められた場合には、必要に応じ、投与中止等の適切な処置を行うこと。

参照元:一般財団法人日本医薬情報センター 添付文書クロミッド使用上の注意 (発売元:富士製薬工業株式会社 製造販売元:塩野義製薬株式会社)



頭痛薬は併用してもいいのか

頭痛の症状がすぐに落ち着けばいいのですが、ちょっと頭痛が辛いなと感じる場合、頭痛薬を飲みたくなる人もいると思います。

市販されているロキソニン、バファリン、イブなどの鎮痛剤は飲んでも大丈夫なのですので、辛いときには服用するといいでしょう。



頭痛に対しては、市販の頭痛薬を服用しても結構です。

参照元:ASKAレディーズクリニック



副作用10:イライラ

クロミッドの副作用で気分がイライラしたりすることがあります。

精神神経系(精神変調、情動不安等)の副作用が稀に起こることがありますので、なぜかイライラして気分が優れない、理由もなくイライラするといった場合は、

精神神経系(精神変調、情動不安等)の副作用が認められた場合には、必要に応じ、投与中止等の適切な処置を行うこと。

参照元:一般財団法人日本医薬情報センター 添付文書クロミッド使用上の注意 (発売元:富士製薬工業株式会社 製造販売元:塩野義製薬株式会社)



副作用11:ほてり

副作用でほてりを感じる場合があります。ほてりはあまり日常生活に支障はきたさないかもしれませんが、もしもほてりが出たことで体調が悪い、日常生活に支障が出ている場合は、医師に相談しましょう。

顔面潮紅、尿量増加、口渇、疲労感などの副作用が認められた場合には、必要に応じ、投与中止等の適切な処置を行うこと。

参照元:一般財団法人日本医薬情報センター 添付文書クロミッド使用上の注意 (発売元:富士製薬工業株式会社 製造販売元:塩野義製薬株式会社)



副作用12:出血

副作用の1つとして、生理前に不正出血が起こる場合もあります。また、排卵期にも不正出血を感じる場合もありますが、いずれの場合も心配いらないといわれています。



クロミッドの副作用で太るって本当?

クロミッドの副作用で太ると感じる人は少なくありません。クロミッドは女性ホルモンの分泌量を増やすためのものですが、服用すると本来不足していた女性ホルモンが体内に増えていきます。女性ホルモンは身体に脂肪を溜め込みやすいので、女性ホルモンが増えることによって、いつもと同じ食生活を過ごしているのに太ると感じる場合があります。

クロミッドの副作用で太るわけではなく、クロミッドが効いていてきちんと女性ホルモンが体内に増えているから太りやすくなっている、ということですね。



関連記事:クロミッドで太るのはなぜ?



クロミッドの副作用で一番ケアしておきたいのが、妊娠できなくなる副作用

クロミッドの副作用で一番ケアしておきたいのが、妊娠できなくなる副作用

クロミッドには効果だけでなく、副作用もあります。なかでもクロミッドの副作用の中でも私が一番、心配だったのが妊娠できなくなる副作用。

子宮内膜が薄くなってしまうことでした。

クロミッドを飲むと子宮内膜が薄くなってしまうのですが、子宮内膜が薄くなってしまったら、せっかくクロミッドで卵胞を育てて排卵させても、着床できないので、いつまでも妊娠できなくなってしまう可能性も・・・

だからこそ、自分で出来ることは少しでも努力していくことは、クロミッドを飲んで妊娠を目指す私には不可欠でした。



クロミッドで妊娠を目指すには最適な葉酸サプリを飲むのがとっても大切でした

【多嚢胞性卵巣症候群の私でも妊娠できました】

クロミッドを飲んでいた私が心がけていたのは、子宮内膜が薄くなる怖さに立ち向かうこと。

子宮内膜をふかふかにするには葉酸サプリを飲むことがポイントなんですが、実は葉酸サプリには、多嚢胞性卵巣症候群にはおすすめできないものがたくさんあって間違った葉酸サプリだけは選ばないことが大切なんです。

また、葉酸サプリは赤ちゃんの先天性異常を72%も軽減するといわれ、厚生労働省も妊娠を望む人は葉酸サプリを積極的に飲むように勧告をしているほど、大事なものなんです。

多嚢胞性卵巣症候群でクロミッドを飲んでいた私が大切にした葉酸サプリの選び方を公開しています。
多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠するために大切な葉酸サプリの選び方はこちら(*^_^*)

葉酸サプリは妊娠したいと思ったその日から飲み始めてあげる。
それがママが赤ちゃんにしてあげられるやさしさでもあるんです。

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